ANOVA君を使うときのデータの配置と命令の書き方
ANOVA君て何?というかたは、必ず井関龍太先生のページをご覧ください。その次にAnova君を使った分散分析をご覧になるのを勧めします。
ここでは、実際にANOVA君を使うときにどんなふうにデータをまとめて、どんなふうにRの命令を書けばいいんだっけ?というかた向けに、要点だけをまとめておきます。意味は分からないけれど、とりあえず書かれているとおりにやってみたら結果が出た、というような使い方をしないでください。必ず、自分が何をしているのかを理解した上でご参照ください。
なお、書かれている内容に誤りがあるかもしれません。お気づきの際には、site-owner”@”psycho.hes.kyushu-u.ac.jp(@マークの前後のダブルクオーテーションを取り除いてください)までメールをお送りいただけますと幸いです。
共通の作業
ANOVA君は、フリーの統計ソフトRに組み込む形で使います。まずはRをダウンロードしましょう。CRANのミラーサイトからJapanを探して、そこからダウンロードしてください。
- ANOVA君のファイルを読み込む(ファイル→ソースを読み込む)
- エクセルでデータをコピーして、
dat <- read.clip()
これで dat に分析したいデータが入ります。
なお、以下の例では、球面性検定の結果が有意であった参加者内効果について、Greenhouse-Geisser の ε による調整を行ない、効果量としてイータ二乗を算出します。偏イータ二乗を出したいときは、peta=T とします。
1要因参加者内
anovakun(dat, "sA", 3, auto=T, eta=T)
要因Aの水準数を3としています。1行目の見出しはコピーしない。
1要因参加者間
anovakun(dat, "As", 3, eta=T)
要因Aの水準数を3としています。A列も含めてコピーするのを忘れずに。
2要因参加者内
anovakun(dat, "sAB", 2, 3, auto=T, eta=T)
要因Aの水準数を2、要因Bの水準数を3としています。1行目と2行目の見出しはコピーしない。
2要因参加者間
anovakun(dat, "ABs", 2, 3, eta=T)
要因Aの水準数を2、要因Aの水準数を3としています。A列とB列も含めてコピーするのを忘れずに。
2要因混合(参加者間+参加者内)
anovakun(dat, "AsB", 3, 2, auto=T, eta=T)
要因Aの水準数を3、要因Bの水準数を2としています。1行目の見出しはコピーしませんが、A列はコピーすること。
3要因参加者内
anovakun(dat, “sABC”, 2, 3, 4, auto=T, eta=T)
要因Aの水準数を2、要因Bの水準数を3、要因Cの水準数を4としています。1から3行目の見出しはコピーしない。(下の表はクリックすると拡大表示されます)
3要因混合(参加者間1+参加者内2)
anovakun(dat, "AsBC", 2, 3, 4, auto=T, eta=T)
要因Aの水準数を2、要因Bの水準数を3、要因Cの水準数を4としています。1から2行目の見出しはコピーしませんが、A列はコピーします。