jsPsychを用いたオンライン実験環境構築の実践
ここでは1月21日(木)に開催予定の日本視覚学会 2021年 冬季大会で発表予定の「jsPsychを用いたオンライン実験環境構築の実践」についてのメモを残しています。
jsPsychをダウンロードするにはこちらを開き、Step 1のGitHub releases page から行います。
2020/12/15時点では v6.2.0 が最新です。GitHub のページを下にスクロールすると、
jspsych-6.2.0.zip
のリンクが見つかると思いますのでそれをダウンロードしてください。ダウンロード後は、そのファイルを完全に解凍(展開)してください。
サンプルプログラム
サンプルプログラムは、examplesフォルダに入っています。jsPsychにはたくさんのサンプルプログラムが付随していますが、特に重要だと思われるものを以下に挙げておきます。
- jspsych-html-button-response.html(ストループ課題を3試行分)
- jspsych-survey-likert.html(リッカート尺度)
- timeline-variables.html(実験条件や刺激をランダムな順番で呈示)
- conditional-and-loop-functions.html(特定の画面を繰り返し呈示)
- jspsych-fullscreen.html(全画面表示)
- jspsych-resize.html(すべての参加者に同じサイズで刺激を呈示)
- jspsych-RDK.html(Random Dot Kinematgrams)
- jspsych-visual-search-circle.html(視覚探索)
- ガボールパッチのサンプル(ガボールパッチを使ったオンライン実験としては、Sasaki and Yamada (2019) をご参照ください)
jspsycho-psychophysicsの精度
リンク
- jsPsych(本家)
- jspsych-psychophysicsプラグイン(刺激の呈示タイミングがより正確になります。刺激の呈示方法に関しても自由度が増します)
- Cognition(jsPsychのプログラムを走らせることができるサービス 2021/1/21時点で無料)
- キソジオンライン(基礎実験をオンラインで行うことを目的としたサイト。プログラムの大部分はjsPsychで作られています。中京大学の高橋康介先生が管理されておられます)